スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

欧州の極右は日本の自民党

 (超左翼)本日のニュースは、欧州議会選挙における極右の勝利を伝えている。「衝撃」とか「地震」という言葉も飛び交っている。

 だけど、このブログで書いたのか、本名でやっている別ブログだったか忘れたが、「極右」という言葉から伝わってくるものは、日本と欧州では異なる。まったく異なる。

 「極右」が勝利と言われると、日本でイメージするのは、ヘイトスピーチをやっている団体が政党をつくって議会に進出するという感じだろう。ヨーロッパでそういうことが起きているということになると、本当に大変な事態である。

 しかし、欧州極右政党の政策は、よく移民の排斥という言葉が使われるけれども、ヘイトスピーチをやっている連中のようなことを求めているわけではない。一言で言えば、現在の「日本並み」を実現することである。

 たとえば国籍法問題。フランスの「国民戦線」は、日本の国籍法の水準をフランスで実現したいと発言している。日本もフランスも血統主義(親の国籍が子の国籍になる方式)なのだが、フランスの場合は条件付で出生地主義(親がどの国籍であれ、フランスで生まれた子はフランス人になれる)を採用していて、それが不満だということだ。

 移民問題にしても、日本は、これまで「非移民国家」という建前をとってきた。特別な技能がない限り外国人を受け入れないという立場だった。それに追いつかないほど実態が変化し、それに応じて建前も侵食されたが、そういうものだった。

 フランスの国民戦線も、移民を全部排斥するというのでなく、フランスの文化を尊重するものは受け入れるというものだ。建前の種類は異なるが、特別のものに限るという点では、日本のこれまでの立場と変わらないのである。

 だから、欧州のこれらの政党を「極右」と呼ぶならば、日本では自民党を「極右」と呼ばねばならないことになる。しかし、安倍さん率いるいまの自民党をそう呼んでも違和感はないが、非移民国家政策は戦後ずっと自民党が固守してきたものなので、ずっと昔から「極右」だったというのは、あまりにもかわいそうだろう。

 まあ、それにしても、国際的に見て「移民排斥」みたいにとられてきた日本政府と同様の立場が、欧州で支持を得ているというのは、欧州にとっては大きな問題だろう。別の角度で言えば、同じ保守系政党が支配しているといっても、何が左で何が右なのかは、欧州と日本ではかなり異なることを意味しているということだろうか。


良かったらここ↓をポチッとお願いします~~
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村

新たにこちらも~~どうかよろしくです

政治 ブログランキングへ
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

厚労省が今までブラック企業の基本調査を行わなかったことは、日本の将来そして若者にとって極めて不幸

 ブラック企業(ブラックきぎょう)またはブラック会社(ブラックがいしゃ)とは、広義として は暴力団などの反社会的団体との繋がりを持つなど違法行為を常態化させた会社を 指し、狭義には新興産業において若者を大量に採用し、過重労働・違法労働によって 使いすてることが特徴の企業。ブラック企業は、ウィキペディアによると1990年代より存在しており、失われた20年が問題視されるようになると若者の就職難と...
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。