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政策の正当性と実現可能性

 (超左翼)昨日、ある九条の会で講演した。そこで場違いな質問が出たのだ。

 社会保障を充実させようと主張する政党が伸びないで、削るという政党が伸びるのはなぜなのか、というものだった。ま、間違っているかもしれないけど、質問されたからには答えないといけないので、大要、以下のようにのべた。

 もともと、政党を選ぶのに、政策だけが基準になるわけではない。人としてのつきあいとか、いろんな要素があるので、それを捨象した上でのことである。

 政策を基準に選ぶといっても、まず政策の正しさというか、自分の願いに合致しているかどうかということがある。その点で、社会保障を充実させてほしいというのは多くの国民の願いだから、そういう政党が伸びそうなものだが、そうならない。そこにはふたつの問題がある。

 ひとつは、社会保障は充実すればいいが、じゃあ、その分、どこかの予算は削られるわけで、国民がそこをどう判断するかという問題だ。よく「軍事費を削って社会保障に」という政策があるけれど、昨今、軍事費の削減を求める世論は多くないから、「そうか、自分は社会保障を充実させてほしいけど、そのために軍事費が削られるなら困るなあ」という感じになる。一つひとつの政策が正当であっても、トータルに正当性を感じてもらえないと、投票には結びつかない。

 もうひとつは、政策の実現可能性の問題である。自分の支持する政策を掲げている政党があるとしても、それだけでは投票行動に結びつかない。その政党が政策を実現してくれるかどうかが大事である。

 もっと分かりやすくいうと、選挙で多数を占めて政権を取る可能性があるかどうか、という問題になる。小選挙区制ができて、いとも簡単に政権交代が実現するようになっているので、政策の実現と政権交代というものが、国民のなかでは結びついているように思える。

 だから、具体的にいうと、自分の好む政策を掲げている政党が、野党であることを当然視している場合は、多数はとれない。せいぜいチェック政党としての期待程度の得票にとどまる。ああこの政党には仲間がいるんだなとか、仲間と組んで多数になれるかもという期待が高まらないと、多数の投票はない。自分ひとりが正しい政策を掲げていて、他の政党はみんな間違いという対決構図をつくってしまうと、そうですか、少数なんだねということで、ますます期待はしぼんでしまう。

 どうでしょうか。

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コメント

安全保障こそ社会保障

数年ぶりに検索してみたら、まだブログをやっていたんですね。

で、中身は何も進歩していないと。

ほとんどの日本人は、「社会保障の充実」を基準に投票していると思いますよ。
安全保障政策、すなわち軍事こそが究極の社会保障政策ですから。
年金や生活保護をいくら手厚くすると訴えても、それらの政策を実現する主体である日本国が存続しなければ、意味が無いですからね。

こんな簡単な事に気が付かないのは、日本人の中では、9条信者だけでしょう。

何で気が付かないかってのも、端から見れば判るんだけれども、9条を信じてる当事者には、見えないのでしょうね。
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