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終戦直後のフランスと日本

 (超左翼)前回のお玉さんの記事ですけど、ちょっと異論があるな。いや、お玉さんにではなく、内田樹さんのお話に関してです。

 弾圧されていた反政府勢力が、戦後、フランスでは政界の主流を占めたのに対し、日本ではそうならなかったのは事実です。また、実際にそこには、反政府勢力の責任にかかわる部分もあると思うんです。

 たとえば、反政府勢力のなかでは、一貫して侵略戦争に反対した共産党と、侵略に協力したが故に共産党に負い目を感じる社会党がいて、その間の確執がすごかったこととか、その他その他。丸山眞男の共産党批判のなかには、負い目を感じている社会党に対して、共産党が大人のアプローチをすべきだという要素が含まれていたと思います。

 だけど、フランスと日本では、戦後政治の背景が違っていて、比べられない問題があります。何よりも大きな違いは、フランスは自分たちで政府を選べたけれど、日本はアメリカに占領されたことです。

 そして、同じ敗戦国で占領軍が統治したドイツと比較しても、日本の場合、反政府勢力が主流を占める可能性はゼロに近いものでした。ドイツの場合、旧支配勢力を壊滅的に破壊したが故に、占領軍は直接統治を行いました。そのなかで、ナチス支配以前に政界の主流だった人たち、たとえばナチスを批判したためケルン市長の座を追われたアデナウアーなどが復権できました。

 ところが日本の場合、たしかに共産党は復権し、牢獄につながれていた宮本顕治などが外に出てきます。そして、国民のかなりの支持があったと思います。しかし、日本では、ドイツと異なり、占領軍は直接に統治せず、侵略した責任のある旧支配勢力を温存し、そういう勢力に日本を統治させるという形をとりました。だから、いつまでも侵略や植民地支配を賛美する風潮は残り、また決定的なときはレッドパージなどで反政府勢力は弾圧されたわけです。

 いつも左翼にはきびしい「超左翼」ですけど、この点だけは釈明しておきます。はい。

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