スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

クリミア問題の行方

(超左翼)

 この問題、まだ進行中で、どうなるか分からない面が多い。果たしてクリミアをウクライナにもどすことができるのか、どうすればそれができるのか、よくよく考えなければならない。

 まず、はっきりしたことは、今回のロシアのような強大な国が軍事力で領土を獲得しようとしたとき、それを阻止する手段というのは限られているのだなということだ。欧米諸国は経済制裁で対抗しようとしているようだが、足並みにばらつきがあり、ロシアも対抗措置をとったりして、実効性が薄いように思える。

 1979年、ソ連がアフガニスタンに介入したとき、アメリカは小麦の禁輸で締め付けようとした。だけど、結局、アルゼンチンなどが抜け駆けしたので、アメリカの農民が困っただけで終わったのである。

 大国相手の経済制裁というのは、いつもそういう要素がある。大国は、他の国との経済関係も太いので、多くの国が経済制裁に踏み切るのは簡単でないのだ。

 だから、本気でクリミアをウクライナに返還させようと思えば、経済制裁についてもっと本格的な議論と世論の一致が不可欠である。ロシアが拒否権を行使するので安保理で一致することはできないが、ロシア以外の国はすべて賛成し、すべてが制裁に回るような働きかけが必要なのである。

 そのためには、ロシアからの天然資源がなくては困る国に対して、なくても大丈夫なような措置をとるとか、いろいろ探究しなければならない。だけど、アメリカはそういうことは、いまのところやりそうにない。このままでは、振り上げた手をいつ降ろすのかというような話しになりかねない。

 米ソ冷戦時代なら、こんな行動は、世界的規模での米ソ戦争に発展しかねないものだったから、それなりに自制がきくという面もなくはなかった。だけど、冷戦が終わり、対テロ戦争のように逆行する面がありつつも、全体としては、問題の解決のために軍事力を使うのをためらう傾向が増しつつある。

 それはいいことなのだが、ロシアのような国にとっては、アメリカが軍事制裁に踏み切ることはないと確信できるから、こんな行動がやりやすくなっているという側面があるかもしれない。これは困ったことだ。

 だって、これが先例になってしまえば、中国が教訓を得るかもしれない。大国が領土を獲得した場合、一時は批判されても、結局は自分のものになるのだと。

 それは何としても阻止しなければならない。そのためにも、日本国民にとって、クリミア問題を自分のこととして考えていくことが求められるだろう。

良かったらここ↓をポチッとお願いします~~
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村

新たにこちらも~~どうかよろしくです

政治 ブログランキングへ
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。