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フランスの極右は昔の自民党の中庸

(超左翼)

 昨日、東京で、マスコミ関係者と懇談。そのなかに、パリ特派員を長くやった方がいて、面白い話を聞かせてくれた。

 彼は在任中、ル・ペンが率いる右翼政党によく取材をしたらしい。そして当初は、それを紹介するのに「極右」という言葉を使っていた。実際、いまでもそういう言葉を使っているメディアは多い。

 その右翼政党の幹部は、日本の大学で学んだこともあって、特派員の彼に何回も言ったらしい。「僕たちは、外国からの人の受け容れ規制を求めているが、その規制の水準は日本並みにしてほしいということだ。だから、僕たちは、日本では自民党と同じ水準の政党であって、極右と呼ぶのは止めてほしい」と。

 特派員の彼は、熟考して、「極右」という言葉の使用をやめた。まあ、当然かもしれない。

 それから10年。フランスの右翼政党が模範にしていた自民党が、いまや「極右」政党になっている。少なくとも、いま欧米の政府、メディア、世論は、安倍さんについて、ル・ペンと同様の政治家が日本にもあらわれたと感じ、警戒を強めている。

 昔の自民党は、もちろん保守の路線を歩んではいたが、政権政党として、どうやったら国民多数に理解されるかを考えていた。これまで論じた村山談話とか河野談話は、そういう象徴である。

 もちろん、左右が歩みよれない問題もあるだろう。だけど、アジア諸国に日本がどう向き合うかということは、実際に日本として言葉をアジアに届けるわけだから、国民的なある合意というものが必要だと思う。それでは不十分だということで、右でも左でも独自の主張はあっていいが、ある種の合意は必要である。

 しかし安倍さんは、左寄りをぶった切り、右寄りを堂々と歩むことで、国民の支持を得ようとしている。国民分断が安倍政権を特徴づける。そのなかで、天皇が、一生懸命、「国民統合の象徴」としての役割を果たそうとしているわけである。いやはや、何と言っていいか。

 いや、すごい時代になったなあ。やはりいま求められるのは、安倍さんの極右路線に対して、リベラル保守からリアリスト左翼までをどう統合するのかということだと感じる。がんばらなくちゃね。

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コメント

すごい納得します
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