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村山談話は右翼の芸術作品

 (超左翼)

この記事、ホントは、「安倍さん流右翼の問題」の5にあたるのだけど、今後は記事ごとに別のタイトルをつけることにした。同じタイトルが続くと、インパクトに欠けるものね。

 さて、村山談話である。これ、安倍さんなど右翼が破棄しようと思っていて、左翼が防戦一方である。そういう事情があるものだから、この談話は、全体として左翼的なものだと捉えられる向きがある。

 それは完璧な誤解である。記事タイトルにあるように、「右翼の芸術作品」なのである。

 だって、植民地支配の問題ひとつとってみてもわかる。村山談話がでるまで、この問題における左右の分水嶺は、朝鮮半島の植民地支配を合法だったと見るのか、それとも違法だったと見るのかだった。これは、日韓基本条約以来、ずっと左右が対立してきた問題だった。

 よく知られているように、日韓条約の交渉時、これが大きな問題となる。それを違法だったとする韓国側に対し、日本側は合法だったと反論し、結局、条約の文面では「もはや(already)無効」だとして、現在の到達からすれば違法だけれど当時は合法だったとみなせるようなものとなる。

 それ以来、ずっと左右の対立が続いてきた。右翼は、条約で明瞭になったように合法であり、韓国政府もそれは認めたのだと主張した。左翼は、条約は間違いであって、違法性を認めるべきだと声高に叫んできた。

 そういう大事な問題について、村山談話は、いっさいふれていない。そこをあいまいにしたのかというと、そういうわけでもなく、談話発表後に共産党の吉岡吉典議員の質問に答えて、当時は合法だったという認識だと答弁している。つまり、それまでの右翼の立場と変わらないのだ。実際、この談話が出たからといって、これを根拠に植民地支配の違法性を認めろという主張がされたことはない。右翼が死守すべき一線を守ったものなのだ。

 それなのに、村山談話は、左翼の私から見ても、よくできている。植民地支配に対する謝罪と反省の気持ちが伝わってくるのだ。そしていま、左翼がこれを守ろうとしている。韓国も、この談話の立場に立てと言っている。

 まさに芸術品でしょ。日本国民の多くが一致できるものなのだ。韓国だって同意できるものなのだ。この線でやっていけば、いまの日韓の争いもなくなるのである。

 右翼のみなさんに言いたい。みなさんの立場は、この談話でも崩されていないのだ。村山談話を大切にすると言っても、日本の違法性を問われることはないのだ。この談話を崩してしまったら、違法性を認めないための論理立てがなくなってしまうことになり、みなさんはかえって困りますよ。それを望むんですか?

 左翼のみなさんにも言いたい。法的な責任を回避したものであっても、心のこもった謝罪というものはあるから、村山談話を擁護しているのではないのですか。法的な謝罪じゃないと謝罪に値しないという立場と矛盾しませんか?

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コメント

韓国が、金を集ったり、事実に反する日本の悪口を吹聴したりしなければ、誰も、村山談話を今更問題になんかしなかったと思いますよ。
私たちの税金が、不必要な支出として使われる可能性があるから、防御として村山談話や河野談話が問題とされるだけ。
非難されるべきは、まず韓国。その前提が達せられた後なら、何かしらの議題があるかもね。
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