スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

安倍さん流右翼の問題・4

(超左翼)

 日本は韓国に対する植民地支配を謝ったのかどうか(従軍慰安婦問題も含む)。これは大事な問題である。

 この問題、一般的な左翼の常識では、日本は反省していないし、謝罪もしていないことになっている。一方、反省や謝罪は必要ないという人たちや、日本は反省もしたし謝罪もしたのに、何回も何十回も同じことを求められていて理不尽だという人たちがいる。それらをどう考えるのか。

 私は、日本は反省し、謝罪も表明したという認識である。いわゆる村山談話や河野談話は、そういうものであると考える。いま読み返してみても心を打つ内容がある。そして、本音かどうかは別にして、その後の歴代総理も、この談話を継承するという建前である。

 これで十分かどうかには議論の余地があるだろう。しかし、それにしても、これだけの水準のものは、植民地支配をおこなった他の欧米諸国にはみられないのも事実だ。

 だから、日本の左翼は、何よりもまず、この問題での日本の立場は、世界的に見て先駆的なものであることに自信をもつべきである。そういう水準のものをつくってきたのは、戦後の左翼運動の成果であることに誇りをもつべきである。韓国の人々に対しても、それを胸をはって言うべきだと考える。

 それなのに、日本は反省も謝罪もしていないかのような批判がある。反省と謝罪の事実があるのに、何もしていないと言われたら、日本の世論だって「言い過ぎだろう」と怒りが沸騰することになる。日本の過去の行為は反省と謝罪が必要な行為だったと考えている人だって、くり返し同じことを言われたら、頭にくるだろうと思う。

 しかも、戦後の日本は、誰ひとり戦争で人を殺さないという、たいへん大事な到達を築いてきた。それを国民の多くは誇っている。それなのに、そのことを韓国や中国は評価しているようには見えないので、過去はそうかもしれないが、いま悪辣なのは尖閣の現状を力で覆そうとする中国だろうという思いが募る。

 安倍さんとか田母神さんへの支持の広がりは、こういう世論を背景にしている。だから、ただただ日本の過去の行為の悪辣さをあげつらうだけでは、ますます安倍さんや田母神さんへの支持が広がることになる。

 だから、日本の植民地支配をどうとらえるのか、戦後の日本の謝罪と反省をどう評価するのか等々について、もっと突っ込んだ考え方が必要なのではないか。次回以降、その問題を書いていく。(続)

にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。