スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

安倍さん流右翼の問題・2

(超左翼)

 「暗い朝日」、「狭い世界」って言葉をご存じだろうか。朝日は明るいだろう、世界は広いだろうと誰もが思っているので、そうではないある現実を強調する言葉である。

 結論から言うと、「朝日新聞」と月刊誌「世界」を揶揄する言葉なのだ。この間、「朝日新聞」や「世界」が読者を大きく減らしてきたが、その原因がどこにあるかということで、ジャーナリストとか、そんな業界の人が使ってきた。

 いや、これは朝日や世界が有名だから使われるだけであって、右翼的言論の広がりと、左翼的言論の狭まりの全体を象徴するものだ。左翼の言論が支持を減らしてきたのは、その狭さと暗さにあるというわけである。

 それって、よく分かる部分がある。全てを言い表しているとは思わないけど。

 たとえば私がよく書く自衛隊問題。日本では、左翼といえば自衛隊を否定的に捉えるものだという思い込みが、左翼自身のなかにもあるし、国民のなかにも根強い。

 だけど、国民多数は自衛隊を肯定しているから、どんなにがんばっても、自衛隊を否定する左翼は「狭い」ということになる。否定すれば否定するほど、左翼の支持は減っていき、舛添さんや田母神さんの支持が広がっていく(喩えだけど)。

 しかし、マルクスは軍隊を否定したことはない。また、第二次大戦においては欧州の共産党などはドイツの侵略と支配に対して武器をもって戦った(レジスタンス)。軍隊と左翼は本来的には親和性があるのだ。

 だから、その左翼本来の立場に立てば、左翼は「広い」立場を獲得することになる。舛添さんや田母神さんの支持が多くたって、その支持者を左翼が獲得することは可能なのだ。田母神さんが若者に支持が多かったのは、若者の保守化、右傾化をあらわしているのではなく、左翼の現在の立場が狭いことのあらわれにすぎない。左翼が本来の広さを獲得すれば、田母神さんなんか怖くないのだ。

 あるいは前回も書いた原発問題。都知事選で細川陣営の街頭演説にたくさんの人が集まって熱気があったのに、支持は広がらなかったことが話題になっていた。それは以下のようなことではないか。

 世論の多数は脱原発である。しかし、それを実現する方法についていうと、多数は段階的廃絶である。2割程度が(左翼や市民運動派を中心に)即時ゼロを求めている。その2割は、運動の中心にあるから、街頭にもたくさん集まってくる。しかし、多数を占める段階的廃絶派は、それほど熱くならない。そして、即時ゼロという主張に違和感を感じて、細川さんにも宇都宮さんにも投票しない。

 左翼が、この2割にだけ依拠するようだと、段階的廃絶派を批判するようだと、やはり左翼は「狭い」ということになる。段階的廃絶派とどうやって協力を実現するのかという視点に立ち、それを提唱できたとき、ようやく多数派になれると思う。(続)

にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村
コメント

自衛隊を肯定的に評価している左翼の方は、居るかもしれません(私は、リアルはもちろんメディアでも見知った事はありませんが)。

でも、9条信者には、自衛隊を肯定的に評価する方は、居ません。
災害時の活躍や、隣国が危険な侵略国家である事がばれてきた世相に迎合するために「自衛隊を肯定的に評価するふり」をしている人ならいるでしょう。

なぜ、そこまで断言するのか?
本当に自衛隊を肯定的に評価しているならば、加えて憲法の意義や人間の心情等を思いやる感性を持っているならば、自衛隊の存在と9条第2項の矛盾を解消しなければならないと考えるのが普通だからです。
その「普通」をあえてやらないのが9条信者であり、いつの日にかまた、自衛官を罵って悦に浸るツールとして9条を死守してるのでしょう。
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。