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脱原発に変わる理由

 (超左翼)先日、ある教育者の集まりに参加し、集団的自衛権と九条の軍事戦略について講演をしてきた。私の前にいくつか教育実践の報告がおこなわれていたのだが、少し早く行きすぎたため、報告をひとつ聞くことになった。これが考えさせられる内容だった。

 大学生に対する授業なのだ。脱原発について考える授業である。先生は、何回かテーマごとに話し、授業の終わりに、原発に対する学生の態度を聞くのだ。賛成か反対か。

 たとえば代替エネルギーの可能性について授業する。もちろん可能性があるという内容だ。あるいは原発の環境問題についても授業する。しかし、そうやって授業しても、学生の原発に対する態度は、あまり変わらない結果だったという。

 だけど、ひとつだけ、学生の態度が劇的に変わった授業があった。何を教えたかというと、内部被ばく。代替エネルギーに可能性があるとしても、それまでは必要だろうと思う学生が、この問題を聞くと即時廃止になるそうだ。

 なんとなく、分かる気がする。理論的にどうこうというのではなく、何となく体の内部が侵されて、むしばまれるような感じがあるのだろうな。

 それを目の前で体験するものだから、脱原発派を増やすためには、内部被ばくの脅威を宣伝すればいいという人が勢いを増すことになる。それを伝えて、びっくりする人がいるものだから、やはりこの路線だということになる。

 じゃあ、脱原発の多数派をつくるためには、内部被ばくのことで行くのか。そういう人も少なくない。

 でも、実際この3年間、この問題はかなり強調されてきた。けれど、脱原発を政治の場面で多数にするほどの動きはつくられてこなかった。

 この問題、大きく宣伝すればするほど、逆に「誇張するような人は信じられない」という声も大きくなっていく。脱原発に変わった先の学生も、じゃあ、被ばく線量が2ミリから2.1ミリに増えることでどういう影響があるのかという次の問いになったら、また違ってくるのだろうと思う。そういうくり返しのなかで、脱原発派のなかに分断が生まれていく。

 さて、どうしたものか。考えどころだなあ。


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