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ネットで子どもを預かってもらわねばならない


 預けられた男の子がなんらかの原因で死亡し、ベビーシッターの男性が逮捕されました。
 私は、ニュースを見るまで、インターネットでベビーシッターを見つけて預けることができるとは、知りませんでした。この件に関して、乙武さんと鈴木宗男さんが激論を交わしていますが、お二人とも保育制度の充実を図らねばという部分で同じことを言いつつ、母親に対しての思いがまるで違うのですね。
鈴木さんは、危険を冒してまで子どもを預ける母親に対して、辛辣に批判しています。一方乙武さんはどうしてもそこへ預けなければならなかった母親への心情を思いやり、鈴木さんを非難しています。
また、乙武さん自身も追いつめられて、頼れる人間がいなければ、この制度を使ったかもしれないとおっしゃっていますね。

私も同じことを思いました。だから決して母親を責める気持になれません。

私の子どもが0歳の娘と小1の息子の子育てまっただ中の折、母と祖母が同時に末期癌になって、入院したことがありました。親戚の少ない環境で、私以外の介護者がいなかったもので、京都と神戸の病院を行ったり来たりしておりました。
 先ず困ったのは小1の息子を学童保育に預かってもらえなかったこと。まだ小学校へ入学して間もなく、一人で家に置いておくのもかわいそうでしたが、どんな理由であれ、学童保育は途中からは入れなかったのです。これは下校時間に合わせていったん私が帰ってくることでなんとかのりきれました。 

 さて続いて、この息子までもが喘息で入院してしまい・・一時的に私は三つの病院をかけ持ちするようになりました。娘を連れ回すわけにはいかず、でも公的な保育園には預かってもらえない・・二日に一度はどこかに預かってもらわねばならなくて、困り果てました。
 無認可の保育園は値段もピンキリですが、結局、少しこましな、でも安いところに比べて倍以上の値段の保育園に預かってもらいました。正直、お金のやりくりがとても大変でした。娘一人だけだったから何とかなったと思います。
 また、介護生活と共に私の気持ちの中で、子どものことを考えてあげる余裕が、疲れと共にどんどん失われていきました・・あのとき、ネットでベビーシッターを見つける制度を知っていたら、利用していたかもしれないのが、私の正直な気持ちです。

いまのお母さんたちは、あの頃の私よりももっと深刻だと思います。母子家庭の貧困率は上がっていますし、共稼ぎ家庭であっても、保育園に入園できない子どもも大勢います。

 娘が幼稚園に入園するまでの保育時間を、お金で買っていた私は、普通の公的な保育園のことをあまりよく知りませんでした。以前ふと「なぜお母さんたちは、家事とご飯作りをすませてから子どもを迎えに行かないの?そうすればお母さんにも余裕ができて、子どもとゆっくり過ごせるのに・・」と超左翼おじさんにいったら、そういう事はそもそもしてはいけないンだと教えてもらいました。仕事が終われば直行で迎えにいく・・これが決まりなのですね。

子どもを育てることがどんどん大変な時代になっています。近所にお友だちや親戚、自分達の両親が住んでいなければ、親はどんどん追い込まれてしまう。

 保育園には入れない、数が足りない・・無認可だと高額になる・・
今回の事件で、ネットを利用して子どもを預ける人が増えるのではないかとわたしは思うのです。 
 国も自治体も箱物作りが進まないんだったら、いっそ、協力して、ネットの保育ビジネスをもっと充実させて、安心して預けることのできるシステム作りに取り組んだ方が、いまのお母さんのニーズにはかなっているのではないでしょうか・・



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クリミア問題の行方

(超左翼)

 この問題、まだ進行中で、どうなるか分からない面が多い。果たしてクリミアをウクライナにもどすことができるのか、どうすればそれができるのか、よくよく考えなければならない。

 まず、はっきりしたことは、今回のロシアのような強大な国が軍事力で領土を獲得しようとしたとき、それを阻止する手段というのは限られているのだなということだ。欧米諸国は経済制裁で対抗しようとしているようだが、足並みにばらつきがあり、ロシアも対抗措置をとったりして、実効性が薄いように思える。

 1979年、ソ連がアフガニスタンに介入したとき、アメリカは小麦の禁輸で締め付けようとした。だけど、結局、アルゼンチンなどが抜け駆けしたので、アメリカの農民が困っただけで終わったのである。

 大国相手の経済制裁というのは、いつもそういう要素がある。大国は、他の国との経済関係も太いので、多くの国が経済制裁に踏み切るのは簡単でないのだ。

 だから、本気でクリミアをウクライナに返還させようと思えば、経済制裁についてもっと本格的な議論と世論の一致が不可欠である。ロシアが拒否権を行使するので安保理で一致することはできないが、ロシア以外の国はすべて賛成し、すべてが制裁に回るような働きかけが必要なのである。

 そのためには、ロシアからの天然資源がなくては困る国に対して、なくても大丈夫なような措置をとるとか、いろいろ探究しなければならない。だけど、アメリカはそういうことは、いまのところやりそうにない。このままでは、振り上げた手をいつ降ろすのかというような話しになりかねない。

 米ソ冷戦時代なら、こんな行動は、世界的規模での米ソ戦争に発展しかねないものだったから、それなりに自制がきくという面もなくはなかった。だけど、冷戦が終わり、対テロ戦争のように逆行する面がありつつも、全体としては、問題の解決のために軍事力を使うのをためらう傾向が増しつつある。

 それはいいことなのだが、ロシアのような国にとっては、アメリカが軍事制裁に踏み切ることはないと確信できるから、こんな行動がやりやすくなっているという側面があるかもしれない。これは困ったことだ。

 だって、これが先例になってしまえば、中国が教訓を得るかもしれない。大国が領土を獲得した場合、一時は批判されても、結局は自分のものになるのだと。

 それは何としても阻止しなければならない。そのためにも、日本国民にとって、クリミア問題を自分のこととして考えていくことが求められるだろう。

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癌化していないものを見つけ出すことへのリスク

 甲状腺がんは、殆ど死ぬことがない、それほどは怖くないがんであり、気づかないが、検診するとかなりの人に見つかるもの」という大事なお話を、有名著名なみなさんや報道がなぜ踏まえた上で話さないのか?どうしても「運動」や「ニュース性」なるものに利用していると感じてしまいます。
本当に「癌化」するかどうかわからないものを、希望するしないに拘わらずスクリーニングして見つけ出すこと。見つけてしまえば親として「とにかく切除して欲しい」と願う。でも子どもの首には大きな傷を残してしまう。きくまこさんに教えてもらった「倫理」の話を私なりに深めたいと思う。

とツイッターとフェイスブックにあげたらツイッターのRTが200を越えた・・

 ひと言抜けてたね。「子ども」の甲状腺癌においての話です。
甲状腺はホルモンを作り出す大事な部分です・
癌になるかどうか分からないで切り取ってしまえば、甲状腺機能低下症にならないように、
その後一生甲状腺ホルモン剤を飲み続けなければならない。

ただ、福島のお母さんたち(だけではなく全国のお母さん)には丁寧に丁寧に心配ないと言うことを語らないとダメだと思う。私だって、もしも娘がスクリーニングで引っかかったら、悪くなるかもしれないものを長い時間娘の身体に残すなんて、嫌だとおもう。少しでも早く取り除いてやりたいと思う。

そういう気持の問題と、科学的に「いまとらなくても」「ひんぱんに検査しなくても」大丈夫だというお話を、とにかく丁寧に続けていくことが重要だとおもうのです。


福島ツアーが終わって、10日あまり・・
福島県内の避難所におられる方に
「どうして子どもと県外に逃げないのか」「鼻血出てませんか?」などと聞いた人がいたと、小耳に挟んだ・・
未だにこういう非科学を「正義」「正しい」と思い込む人がいることにショック。

でも、そんな非常識な人がいたよと抗議して教えて下さった方もいたそうです。

子どもの甲状腺癌と放射能との関係の結論はあと五年ほどで明らかになる。
チェルノブイリのようにはならなかったねと、そのとき初めて
福島に残った人も避難した人もやっと安心出来る・・
そのときに、避難していた人たちを暖かく向かえ入れる環境をつくらないとね。

菊池誠さんとZABADKの小峰さんの共著「いちから聞きたい放射線のほんとう」
是非読んでください。



いちから聞きたい放射線のほんとう: いま知っておきたい22の話 (単行本)いちから聞きたい放射線のほんとう: いま知っておきたい22の話 (単行本)
(2014/03/15)
菊池 誠、小峰 公子 他

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安倍さん、慰安婦問題で逆襲か!?

(超左翼)

 河野談話の見直しをしないと表明したのは、もちろん、世論と運動の反映である。だけど、安倍さん、その追い詰められたコーナーから、一発逆転をねらっているのではないか。そんな感触がする。それは談話の検証という話とくっついているからだ。

 この検証というのも、当初は、見直しのための検証という文脈で使われていた。慰安婦の証言の裏をとるという意味での検証である。そして、その証言にいろいろな矛盾があることを検証し、河野談話が依って立つ事実そのものがないというようにしようと思ったのだろう。

 だけど、ここにきて、検証するのは、談話の作成にあたって韓国側とのすりあわせがあったかどうかという一点だということになってきた。そうなると、安倍さんの意図は、別のところにあるように思えてきた。

 当初、そういう言い方が浮上してきたとき、これも河野談話批判の材料にするのかなと私は思っていたのだ。日本政府の談話なのに、韓国側と文面をすりあわせて発表するなんて、自主性を欠いたやり方だという批判材料である。

 しかし、違うみたいだね、いまは。河野談話は、発表前に文面をすりあわせたものであって、韓国側と了解と合意を得たものだということを強調したいようだ。

 なぜそこを強調したいのか。それは、韓国政府もそれに合意したのに、それ以降、河野談話を越えるものを要求しているとして、韓国側の理不尽さを明らかにしたいからではないだろうか。

 実際、日本側は、河野談話を発表し、その水準でアジア女性基金をつくり、慰安婦に総理大臣名のお詫びの言葉をおくり、一定のお金も渡してきた。そして、韓国をのぞいては、それを受け容れてきた。

 ところが、韓国政府は、その受け容れを拒否したわけだ。この韓国政府の態度は事実上、河野談話の否定につながるものなのである。

 安倍さんがねらっているのは、河野談話は韓国側の了解を得たものだということを明らかにすることによって、慰安婦問題は決着したのだということを強調するためだと感じる。内閣として河野談話は見直さず、継承すると表明しさえすれば、韓国側からこれ以上なにか言われる筋合いはないと主張したいのだ。

 河野談話は、日韓両国政府の合意したものなのに、韓国側が(あるいは日本の左翼が)その水準ではダメだと主張しているという構図になると、「相手が満足するまで謝ったのに、また蒸し返している」という現在の世論が、あらたな材料を得て加速することになるのだ。これは悪夢である。

 だから、河野談話以上の水準でなにかを求める人、アジア女性基金を超える水準のなにかを求める人は、この談話を単純に賛美するなんてことをしてはならないのだと思う。その水準でいいなら、構わないのだけれど。

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相馬にて

CIMG0508.jpg

これは一昨年、相馬の海沿いで見た光景。
この何キロにもわたってガードレールが引き倒されぐにゃぐにゃになった様子に息をのみました。海岸沿いにはお店が沢山あって、ここら辺はたくさん人の集まる場所だったそうです。

そしてこちらが先日撮影したものです


相馬2

このあたりは随分整備が進んでいました。
水産加工業も少しづつ復活していて、福島県外の魚で作ったかまぼこやわかめやいろいろなものが並んでいます。農業も頑張っています。セシウムを吸着させない野菜作りを日々研究し、コメの全袋検査で、ほぼすべて基準値以下の値で出荷できるまでになりました。コメも野菜も、そのすべてを測っているのは、今のところ福島だけです。

震災から三年。福島相馬市と書かれた加工食品が手に入るようになったことが、とても嬉しかった。相馬の人たちがどれほど気をつけて食品を販売しているか、知って欲しい。


福島食品1

福島食品2


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歴史認識のズレをどうするか・下

(超左翼)出張でバタバタして更新できませんでした。悪しからず。

 日本の行為を「植民地支配」という概念の枠内で考える限り、日本の行為は、当時の国際法の枠内である。つまり合法である。すでに書いたように、欧米がつくった国際法によって、その行為は合法だと決められていたのだから。

 だから、日本の植民地支配は違法だと考える人々は、欧米の植民地支配をも違法だと証明しなければならない。そして、そういう認識を日本に求めるなら、植民地支配の先輩である欧米にこそ、その認識をまず求めなければならない。

 しかし、それは無理だろう。だって、国際法をつくったのは、それが倫理的にどうかという問題はあるが、欧米列強なのだから。欧米の行為と日本の行為とは同じものなのに、一方だけ違法で、他方は合法だというような考え方は、法律の世界になじまないのだ。

 だけど、この問題を打開するカギはある。何かといえば、日本の行為を「植民地支配」とは別物だと捉えることである。

 欧米にとっての植民地支配とは、野蛮な土地を対象にして、欧米流の国家のない土地(無主の地)は、先に自分のものだと宣言し、支配した国のものになるという考え方だった。そういう考え方からすると、アフリカやアジアには、欧米流の国家がなかったから植民地として支配していったということである。

 20世紀に入ったばかりの朝鮮半島も、欧米にとってはそういう土地だった。だから日本が欧米流の国家体制を築き上げ、朝鮮半島を植民地支配をしたとき、それを容認したのである。

 だけどだけど、日本が欧米の仲間入りをしたのは、ほんのちょっと前のことである。つい数年、十数年前は、日本自身が植民地支配の対象だったのだ。朝鮮半島の国家(欧米流ではない)とは、何千年もの間、けんかもしてきたけれど、いっしょに共存してきた仲間なのである。

 つまり、ヨーロッパにおきかえてみれば、ドイツがフランスを植民地支配したようなものなのだ。フランス人に対してドイツ語を強要し、ドイツ風の名前をつけさせたようなものなのだ。もし、そんなことをフランス人が強要されれば、ドイツ人に対するうらみが現在まで続いていただろうことは、想像に難くない。

 植民地支配を合法と考えた国際法という目からみれば合法、しかし実体的には植民地支配とは異質な行為をおこなった。この現実をふまえることが、日韓の諸問題を解決する上では大事だと考える。

 それは何かと言えば、やはり、ひとつは、植民地支配を違法だとは宣言しなかった日韓基本条約の枠を尊重することである。同時にもうひとつは、あまりにも人の道をふみはずれた行為のためそれだけでは解決しない問題(具体的には慰安婦問題)については、日韓条約の例外として、個別に解決することだと考える。まだ論点はあるが、この連載とは別の記事で論じたい。

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3月9日は福島市音楽堂にて「音楽のつどい」そして11日南相馬で黙祷を・・

 明日は朝早くから池田香代子さん、伊勢崎賢治さんと共に東京から新幹線で福島入りです・・素人発案の手作りコンサートにも拘わらず、そうそうたるメンバーが、天候を心配して前の日から現地に入ってくださり、私たちが考えの及ばない様々な部分をフォローしてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。
 コンサート翌日からは三回目となる相馬、南相馬への旅。あの、海沿いの道路の津波で倒れたままのガードレールはまだあのままなのか・・常宿の女将はおげんきかな?お玉・超左翼おじさんの読者だったNさん・・がんばってるかな〜〜
 とにかく元気に行ってきます。


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歴史認識のズレをどうするか・中

 (超左翼)植民地支配問題での歴史認識のズレは大きい。とてつもなく大きい。

 だって、侵略戦争のことは、当時、すでに国際法で禁止されていた。それまで欧米は好き勝手にやってきたのに、日本が遅れてやってきたときには禁止されていたということで、ズレが生じたのである。

 ところが、植民地支配は、当時の国際法で禁止されていなかった。植民地支配をめぐって欧米同士が戦争になるのを防ぐために侵略は禁止されたが、植民地支配そのものは欧米にとっては当然のことだったのである。

 日本は、その欧米ルールに依拠し、朝鮮半島を植民地として支配した。欧米もそれを容認した。1965年に締結された日韓条約の交渉過程において、植民地支配は不法だったと迫る韓国側に対して、日本の代表は「日本がやらなかったらロシアが支配していた。それの方がよかったのか」と応じたけれど、世界のほとんどすべてを植民地として支配した欧米列強は、残る土地をなんとかして獲得しようとしており、それを日本が獲得したということなのである。

 ところが、欧米による植民地支配を批判する当該国の世論とくらべ、日本の行為を批判する韓国の世論は圧倒的に強い。一方、日本の為政者は、欧米が問題にされないのに、なぜ日本だけがという気持ちが強い。

 もちろん、悪いことをやったら謝るのは当然のことだ。他人が謝ろうが謝らなかろうが、謝るべきである。そして実際に、村山談話で謝っており、歴代内閣はそれを受け継いでいるのである。

 ところが、村山談話を見直してなき物にしようという動きが批判されるのは当然として、村山談話自身が不十分だと批判される場合がある。村山談話は、明示はしていないが、植民地支配はどの欧米列強も合法だという立場でやっており、日本の朝鮮半島支配もそれと同じだが、支配された人々の立場からすれば人道的に問題があり、謝罪しなければならないという立場である。そうではなくて、植民地支配は合法ではなくて不法なものだったと認めろというのが、批判者の立場である。

 しかし、欧米列強に人道的な謝罪を求める声は世界にもあるが、不法行為だったと認めろという声はない。実際、当時、国際法の内容を決めていたのは欧米列強であって、その欧米列強が合法だと認めていたわけだから、いつまでたっても過去の立場の正当性が覆ることはないのである。第二次大戦後の世界で植民地支配は違法だと宣言されたから、いまの世界でそんなことをしたら違法だということは誰でも認めるが、当時から違法だったというのは、どうしても論理的なものではないのだ。

 ところが日本の植民地支配は違法だ、不法だと認めろと迫られる。このズレが日本の為政者にゆがんだ傷をあたえ、国民のなかにも「なぜ日本だけが」という戸惑いをもたらし、いまにいたる右翼の攻勢を生みだしているのではないかというのが、私の観測である。では、どう考え、どうしたらいいのか。

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NHKって結構中立やんか

 (お玉)NHK経営委員の長谷川三千子さんがクローズアップ現代の国旗掲揚君が代斉唱問題の内容が酷いからと、受信料の支払いを二ヵ月拒否したという報道があったね。
 堂々と支払わなかったと「正論」に書いちゃうような人を経営委員に選ぶセンスはいただけないけど、私的にはちょっと感心しちゃったよ。
 だってさ、NHKの受信料支払い拒否といえば、左翼のトレードマークと言いますか、これまで何度も何度も、ネット上で展開されるNHKの偏向報道への批判の中で「NHKは見ない」「受信料は支払わない」という台詞を見て来たから。
 私、昔は夕方のニュースはNHKしか見ない人だったから、左翼側のこういう論を中々受け入れられなくて、「そこまで酷いか?」「そこまで右派よりか?政府よりか??」といつも思ってきた。だからNHKが良い企画を放送したときには褒めてあげようよと言い続けてきたし、褒めて評価してあげないと、次の良い企画には続いていかないんだよと言ってきた。

 で、今回の右翼な長谷川たんの受信料支払い拒否・・なんだ、NHKって、右にも左にも受信料拒否られて、かなり「まっとう」やんって思った。ベクトルは右と左、真逆ですけど、取ってる行動同じだもん。
左派のおっちゃんらに「NHKなんか信じちゃだめだ」とか言われたこともあったけど、きっと右翼なおじさまたちも同じこと言うてはると思う。右派左派、いろんな角度から取り上げて検証する。意見する。そして企画する・・右派も左派も受信料支払ってるもんね。どっちも納得できるような落としどころのある企画も作って欲しいなあ>NHKプロデューサー様。
 右からも左からも「偏ってる」と言われるときもある…そんなNHKって結構中立なんじゃないでしょうか?まあ、今の経営陣に関しては、確かに右に寄っちゃってはいるけど。


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歴史認識のズレをどうするか・上

(超左翼)

 安倍さんの歴史認識のあまりのひどさが、国内はもちろん国際的にも問題になっている。少しでも当事者が自覚することになるといいけどね。無理だろうなあ。

 なぜ自覚できないのか。なぜ日本の為政者が、こんな状態に陥るのか。あるいは、それを支持する世論が広がるのか。

 そこには、歴史認識のズレという問題があるように思える。それを整理しきらないと、なかなかズレが埋まっていかない。

 そのズレとは、遅れてきた日本が急成長したことによるズレである。どういうことか。

 たとえば「侵略」の問題。よく知られているように、19世紀までは、侵略とか戦争を禁止するという国際法上の考え方は存在しなかった。「帝国主義の時代」においては、アフリカ、アジアを植民地にすることも合法だった。

 日本は、もともとは欧米列強から植民地とされる対象のような国だったが、明治維新をへて「富国強兵」の道を歩む。欧米のような制度を取り入れないと「国家」とはみなされず、植民地の対象になるのだから、必死だっただろう。

 その結果、日本は欧米なみの国となった。欧米から押しつけられていた不平等条約も改正していった。

 これは大事なことだ。アジアの国々も日本が自分たちと違ってそういう道を進んだということは尊敬しているわけである。日本の為政者もそれを誇っているだろうし、日本国民の多くもそうだろうと思う。

 日本はそうやって一人前の国になって、欧米と同じように振る舞おうとした。侵略して領土を奪ったり、植民地をつくろうとした。しかし、その頃には、世界が変わり始めていたのだ。ズレが生じたのだ。

 たとえば、「侵略」という問題では、国際法の考え方が変わっていた。国際連盟規約とか不戦条約などにより、侵略はダメだということになったのである。

 日本の為政者にとっては受け容れがたいものだったのだろう。だって、欧米の国々は、それまでさんざん侵略し、領土を獲得してきた。ところが、日本がようやくその仲間入りができると思ったら、このまま放置すると戦争が絶えない状態が続くからということで、戦争が禁止されるのである。「お前ら好き勝手にやっておいて、いまさらなんだ」という感じだっただろうか。

 いや、悪いものは悪いのだ。だけど、日本のその歴史を、すべて「悪」のように描いてしまうと、誇りを持っている人のなかで、「自虐史観」という宣伝が入りやすくなり、反発をくらうことになる。実際、日本が一人前になったことは誇っていいのだから、「自虐史観」は事実とも違うのだ。

 だから、この問題では、侵略をきびしく糾弾というタッチではないものも求められる。「日本はアジアのなかでひとりだけ欧米基準で一人前の国になったことは誇っていいよね。これで侵略さえやらなかったら、すごい国になったよね」というようなアプローチである。それが右派に引きずれる人々を獲得する上で不可欠である。

 植民地問題のズレは、もっと深刻だ。それは次回に。

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